英語ってむずかしい? 英語ができるようになる4つのポイント【前編】
2019.10.10
中学生で本格的にスタートする英語。みなさんが特に苦手意識を持っている科目ですよね。
単語がおぼえられない…、英文が読めない…、などの声をよく聞きます。
英語も数学と同じく、積み重ねの科目です。今まで習ってきた内容をおぼえていないと、だんだんとむずかしくなっていき、できなくなってしまいます。
ではどのようなことに力を入れていけば、英語ができるようになるのかを紹介していきます。
英語の基礎力アップには、中1の前半内容をもう一度!
英語の学習で基礎になるのは、語句(単語や熟語などの暗記)と文法の知識です。この2つの知識がそろって、長文読解などのレベルの高い問題にも対応できるようになります。
また、英語の学習では、中1の1~2学期に学習する基本が特に重要になります。
英語が苦手な生徒さんの話を聞いていると、中1の初めのころから苦手意識を持っていて、そのあと新しく学習する内容にもついていけなくなってしまったというパターンがよくあります。
平均点は取れているけれどそこからなかなか点数が上がらないという生徒さんの場合も、中1の基本文法を正確に理解しきれていないことがよくあります。
中1の初めに学習するbe動詞と一般動詞の基本文法は、その後に学習する文法すべての基礎となります。ここをきちんと理解できていれば、その後の学習内容はすべて基本からの応用となるので、理解しやすくなります。
たとえば中3のはじめ頃に「受け身の文」というものを習いますが、疑問文・否定文の作り方は中1の1学期に習ったルールがそのまま使えます。基本の理解がしっかりできていれば、新しく習う単元も苦労せずに覚えることができます。
教科書の基本文を徹底して覚えよう!
教科書にはその単元の重要文が載っていますので、まずはその文でどのような文法が使われているのかを確認していきましょう。
また教科書の英文では、その単元の重要文法が繰り返し使われています。教科書の文章を読み、和訳する練習をしながら文法の確認を進めましょう。
英作文などの文章を書くときには、こういった教科書の基本文がしっかりと身についているかどうかがカギとなります。文法のルールなど重要なポイントを理解しないと英語の文章を作ることはむずかしく、ただ単語を並べるだけの形になってしまって、正確な文章を書くことができません。
なので、まずは基本文レベルの文章を書けるようにすることが重要になります。
こういった基礎内容を徹底することで英語は徐々にできるようになってきます。
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