数学が楽しくなる!?数学プロフェッショナルの里中の数学雑学 第2回 「数字の表現」
2023.01.25
みなさんは何気なく数字を使っていますが、いろいろな国で数字の表現方法が異なっているのを知っていますか?
例えば、日本では「482」を言葉にすると、「四百八十二」となり、細かく分解すると、
「4×100+8×10+2」となります。
100が4つ、10が8つ、1が2つというような分け方ができるというわけです。
これは、小学校の時によくやっていたと思います。数字の表現の基礎となる部分ですね。
それでは、英語ではどのような仕組みになっているのかを見てみましょう。
日本語との比較を分かりやすくするために、少し大きめの数字を扱っていきます。
例えば、「12345」を英語で表現すると、
「twelve thousand three hundred forty-five」となり、どのようなつくりになっているかというと、
「12×1000+3×100+40+5」となっています。
似ているようで、少し違うのが分かりますね。
12000を英語では、1000が12個という表現ですが、日本語の場合は、10000と1000が2個という表現になると思います。
このように、国によって数字の表現が異なっています。その他の国では、どのように表現しているのか、とある面白い画像があったので、ご紹介します。
こちらは、「97」の表現方法を比較したものです。
一番下の国は、デンマークですが、訳の分からない表現方法ですね。
デンマークを訪れる際は、数字の表現にご注意を。